shoku of 写真とベルクのあいだで/写真家迫川尚子公式サイト

ベルク本第2弾

迫川尚子からご挨拶
『食の職』
出来上がりました!!

10.8.15



いつもありがとうございます。
ベルクのスタッフや職人たちと書き下ろした
『食の職~小さなお店ベルクの発想』が
出来上がりました。
2年前に店長の井野が上梓しました
『新宿駅最後の小さなお店ベルク』の
姉妹編とも言えます。
今回は、前回あまりつっこめなかった
商品開発や食材にまつわる「味」な話を
中心に書かせていただきました。
おかげさまでベルクも無事に20周年を
迎えることができました。
お客様の声で追い出しを延期すると
ルミネさんが言われたように、
ベルクは本当にお客様に守られていると
実感しております。
これからも皆様のご期待に添えるよう
精進してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2010年8月吉日上野動物園にて
迫川尚子


映像&写真 by 迫川尚子
音楽 by 井野朋也





オカピはキリンの仲間です。シマウマの仲間ではありません。

(井野)


オカピの赤ちゃん

朝日新聞

著者より(レイバーネット)

サンデーらいぶらりぃ:池内 紀・評『食の職 小さなお店ベルクの発想』

食の「官能性」にこだわる(日刊ゲンダイ2010年9月30日掲載)


日経ビジネスONLINEの超ビジネス書レビューに『食の職』が紹介されました!ベルクの『食の職』に“妥協”の文字なし~味で勝負する究極のファスト・フード店

季刊「うかたま」に迫川尚子のインタビュー。

「立ち退き」渦中の新宿ベルク、1日1500人利用のワケとは(J-CASTモノウォッチ)






『食の職』
刊行記念
トークイベントDM

10.9.21



イラスト by 曽根愛
デザイン by 川畑あずさ
音楽 by 井野朋也





トークイベント
2010.10.1
ジュンク堂新宿店

10.11.11



今年の10月1日、『食の職』刊行を記念して、
文筆家の木村衣有子さんをお招きし、店長と私
と3人で新宿のジュンク堂さんでトークイベントを
やりました。

この本番の直前だったんですね。タイミングがい
いのか悪いのか、ルミネさんから「来年3月まで
に出てって下さい(契約破棄)」という通知をいた
だいたのが。

トークイベントで発散するしかありませんでした。
満員御礼、立ち見の方もいらっしゃる中、2時間、
話の中心はどうしても本のことよりそちらの話に
なって。

特に、店長が本人も認めるように暴投の連続で、
ハラハラさせられましたが、木村さんがどんな球
も上手にさばいて下さって、ほんと救われました。

私もお客様のあたたかさに甘えるようにして(実は
木村さんもお客様の一人です)、遠慮なく喋らせて
いただきました。お陰様で、ずいぶんすっとしちゃ
いました。

本当にありがとうございました。


(迫川尚子)




ベルクに行けばなんとかなる。それは本当だ。
ベルクは他力本願な私をわかりやすく撫でたり
さすったりしてくれるわけではないのだけれど、
ベルクを出るときの私は、おなかがいっぱいに
なって、あるいは少し酔っぱらって、もしくは目が
冴えている。そして気付けば、わたしはなんとか
なっている。



(木村衣有子)
~ミーツ・リージョナル別冊「東京ひとりめし」より抜粋





映像 by 春名智也
音楽 by 井野朋也















トークイベント

10.11.12


映像 by 春名智也
音楽 by 井野朋也






蛇食いワシと店長

10.9.3



映像 by 迫川尚子
音楽 by 井野朋也


ヘビクイワシ


◎お知らせ

『食の職~小さなお店ベルクの発想』刊行記念トークイベント

迫川尚子(ベルク副店長)×木村衣有子(文筆家)×井野朋也(ベルク店長)

■2010年10月1日(金)18:30~(開場18時)

『京都カフェ案内』『東京カフェ案内』などの著者で知られる、
木村史女を迎えて、新宿駅小さなお店ベルクのヒミツを大いに語る!

☆場  所  ジュンク堂 新宿店 8Fカフェ
☆入 場 料  1,000円 (1ドリンク付き)
       ※ポークアスピック&ベルクおおすすめワインの試飲も
☆定  員  40名
☆予約受付は7Fレジカウンターにて、また電話ご予約も承ります。

ジュンク堂書店 新宿店 TEL 03-5363-1300









食の職.JPG
17の夏 欧州の旅 ベルク通信2010年9月号


















































































迫川尚子、
自然卵について語る。

9.3.28


2009.3.27
ビヤホールライオン
銀座七丁目店にて。







































ベルク本8.jpg
ベルク本第1弾
























































食の職.jpg


愛される「味」「仕事」を生みだす秘訣とは?

カリスマ書評ブロガーや書店員から
「最高のビジネス書」と絶賛された
『新宿駅最後の小さなお店ベルク』の第2弾!

この世知辛い時代に仕事(職)をもっているすべての人に、
誇りと勇気を持たせてくれる本。

話題沸騰!ベルク本の第2弾は、職人VS経営者!

ベルクは素人の人がこれから
独立するときの発想なんですよ。
――久野富雄(コーヒー職人)

こんな時代だからこそ、
高いものを使って質と効率を上げりゃいいんだ。
――河野仲友(ソーセージ職人)

パン屋として世の中を考えている。
――高橋康弘さん(パン職人)

■目次

まえがき 仕事としての食。趣味としての食。人生のテーマとしての食。


プロローグ 食で生きる
食とお金儲け
ベストテンな味だけでいいの?
店は自分でやるもの
プロでもなく、アマでもなく

1章 お店の味をつくる

ベルクの味はどうやって生まれるのか?
やっぱり、お店は「メニュー」で決まります
30種類の食材でつくるエッセンベルク
他店では恐ろしくてやれないことをやる
ベルクで扱う商品が小さなメーカーのものになるわけ
レシピで店の味は伝授できない
みんなでメニュー開発!
売れないけど売ってみたい商品を売る
ヒットするまでの長い道のり
白ソーセージをなんとしても売りたい
どう売るかメール
ただのビールが美味しいわけは?
大手企業にも気持ちを伝える
言葉と絵で味を伝える
ふつうの卵がこんなに美味しい!
味の輝きを保つのは40人のスタッフ・アルバイト
アルバイトを使うことの矛盾
苦しいときこそ人を増やす
ベルクの初日
小さな仕事に大きな意味
経験者にベルク流を教える
仕事や人をバカにする人
掃除が美味しさに通じる
杜氏の仕事
掃除で店の流れをつくる
15坪という逆境が生んだ知恵と工夫
ロスが出ないこと
気温や天候も考え、発注は毎日
文庫本1冊でも危険
「どうぞ」という誇り
禁煙か分煙か
自然食レストランの不思議
マナーと法律


2章 職人さんと「味」でつながる~3大職人の仕事術

町の天才を探そう!
食材の仕入れルート
信頼と看板
もちは餅屋
個人店同士のネットワーク
天才とは
コーヒー職人の豊かさ
「マシン」を凌ぐ「マメ」のチカラ
僕に任せてくださいっ!
ベルクブレンドも変化し続けてます
消えてく豆~酸味のコーヒーがなくなりつつある
ナチュラルな豆
エイジングは僕の研究テーマ
焙煎をやりはじめると営業も変わる
飲んで飲んで飲みまくって味を憶える
生産方法のかすかな光
味を決めるのは自分
いまの飲食店に思うこと
オツにすましてると1年でなくなっちゃう場所
ベルクと仕事をしてきて……
おもしろいと思えるまでの努力
ソーセージ職人の眼力
まずは偽装の問題からはじまった
企業努力で安くするにも限度がある
ドイツの味と純粋令
ランクの問題

表示の話とJAS規格
東金屋さんの歴史
肉が売れない時代に
自分でソーセージをつくる
カット&トライの日々
飛躍するための出会い
品物ができると完結しちゃう。そこを家内が補ってるんだ
小学生のときに食べたお肉の味
肉のイメージ
ポークアスピックのすごさ
塩の使い方で全然ちがう
高いものを使って質と効率を上げる=実質上の値下げ
値上げせずにやってこれたのは?
腕より舌!
赤ちゃんの舌がいちばん正直
東金屋さんと出会って
ソーセージは料理

出し方にもメッセージがある
サラミと白ソーセージ
自分の舌で探すこと
気持ち悪い食品
腕があるだけじゃダメなんです
みなさんやりましょうとは言えないです
東金屋さんの日常
東金屋さんをスペインにフェア?
パン職人の哲学
峰屋さんのパン
町の乾物屋が出発点
個人店の弱さを見てきた
動物パン
人を使うこと
発酵との出会い
自分で美味しいと思うパンを出す
酒種パン
パンをたくさん食べてる
小商いの血
自分のなかでのストーリーを大切に
峰屋さんのものづくり
パンは生き物。だからドラマがある
パン屋として世の中を考えてる


3章 お店は表現だ!

味には「形」がある
味の記憶について
「味」の表現
唎酒師
ちがうことの喜び
食と健康
やっぱり体が大切です
健康はバランスのとれた美味しさから
ふんばれる力
自然と人工
食べるということ
放射能と化学物質
ベルクにケーキがやってきた!
ジャンクという娯楽も
食品添加物と食品表示の不思議
料理と表現
自分でなんとかする
人生を変える料理もある
レシピはフリーでオープン
料理業の文化度
レシピ本はたくさんあるけど
説明しやすい料理、説明しやすいお店
ジャンル分けは楽しくない
料理が苦手なら鍋から始めてみては
お店に学ぶ
お店はライブだ! いつなくなるわからない
中野ブロードウェイの「青豆亭」と「さん吉」
人を使って育てるのはお店のよさとは別問題
「ちゃんぷる亭」は人生の学校だった

あとがき 「味」に導かれて


食の職2.jpg