花とベルクのあいだで

10.7.15








ベルクの店頭や店内に生き生き鮮やかに飾られた
お花たち。「本物?」と触っていく人が後をたちません。
スタッフの名越敏子が担当しています。
名越は私の実母でもあります。夫婦も兄弟も
親子も入り混じるベルクでは、別姓が
当たり前。アルバイト・スタッフにわざわざ店の
相関図まで教えません。だから何かの拍子で
知った時の衝撃は凄まじいものと聞きます。
えー!この人とこの人はこーゆう!?
みたいな。私は戸籍上も迫川、母は旧姓の名越。
親戚の集まりでも「名越さん」と呼んでしまいます。
母と娘って一筋縄ではいかなくて、一言でいうと
一緒に働くのは大いに抵抗があったのですが、
店長が勝手にスカウトしてきて…それから18年。
大きな壁をのりこえたって感じかな。
よかったですよ、母と同僚になれて。
私は厳し~い上司ですけど(笑)。
「のらかば」と並ぶベルク通信の名物コラム
「花とベルクのあいだで」でも、
名越ワールド炸裂です。




(迫川)




写真 by 迫川尚子
音楽 by 井野朋也