給料未払いの件
そのデマとは「ベルクの給料未払い事件」です。その時の炎上はわりとすぐ終息しましたが、今回のデマを拡散したツイッター・フェミニズムの方たちはネタに困ったのか、これにも飛びつきました。
新宿ベルクは給料が申告制で、未払いがある。家主はこんなテナントを放っておいていいのかというデマというか、よくわからない言いがかりです。実際、家主の駅ビルにも直接クレームの電話が何件かいったようです。どこがどう問題なのでしょうか。
最初はツイッター上でこの「ベルク給料未払い事件」が「ジョイフル問題」と並べられる形で拡散されたので喫煙店叩きの変奏かなとも思いました。
発信元と思われるアカウントの主張は、ベルクの給料は申告制で、申告しなければ給料がもらえない。実際に受け取っていない人がいるというものです。
給料の申告制って何なのでしょう?自分の給料の額を自分で決めるのでしょか?そんなことが可能なのでしょうか。教えてほしいです。
うちのバイトの給料は振込ではなく、社員による手渡しです。ただうちは社員も現場で忙しく働いているので、すぐほしければ遠慮なく声をかけてとバイトスタッフには言ってあります。それは申告制とは言いませんよね。渡しそびれもチェックしているのでありえません。
開店から28年、ベルクで働いてくれたバイトスタッフの数は1日限りの方も含めれば千人を軽く超えます。そのうち最後の給料が未払いの人が何人かいます。消息を絶って、連絡もとれず、払いたくても払えません。探偵を雇ったり自ら世界中を探す旅に出たりはしていませんが(タイやミャンマーの方もいるので)、連絡を頂いて確認さえ取れれば払えるのです。
だいたい1日分とか2日分ですが、うちとしては1時間でもタダ働きさせるのは嫌なので、出来れば連絡して頂きたいのです。法的には2年過ぎれば支払い義務はありませんが、うちでは支払えるよう全部とってあります。
給料の未払いはうちでも困ったことです。それをどうにかするために助けて下さるという(未払いの人を探して下さるとか)ならわかりますが、家主に「問題」とクレームをつける意味がわかりません。(店長)